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クピドー陶板ジャルディニエール
大変美しくレアなアンティーク家具のご紹介です。
こちらは1880年ごろ作られた、ルイ15世様式のフラワースタンド / ジャルディニエールです。
ジャルディニエールとはいわゆる”植木鉢”ですが、こちらはそれを家具として作られたものです。
トップの蓋を開けると、中には直接水や土を入れてお花を生けるための容器が備わっています。
容器は容易に取り外すことができますので、管理も簡単です。
この珍しい仕様の家具にお花を生ければ特別な空間を作り上げることができるのは言わずもがなですが、
この家具そのものの美しさにも注目するべきでしょう。
ローズウッドの木目模様を寄せてつくられた模様はいつまでも見飽きることがなく、自然の素材が持つ美しさに感心させられます。
それを取り囲むようにたっぷり付けられたブロンズ装飾はどのパーツも細かな溝まではっきりとエッジが残っており、上質なものであることがわかります。このたくさんのブロンズ装飾のこだわり抜いたデザインと手作業で付けられた模様の細かさからは、この家具をつくった職人の、美しさへの熱い思いを感じることができます。
そして側面の特別な装飾が、クピドー(キューピッド)の絵付けがされた陶板。
この家具を守るかのように側面二箇所に付けられた愛の神クピドーは、思わず頬が緩んでしまうほどの愛らしさです。
陶板付きのアンティーク家具は数少なく、フランス現地でもすぐに見つけられるものではありません。
ブロンズ装飾同様、当時の職人がこの家具を作るにあたり いかに装飾美を追求していたかということがよくわかる特別なポイントです。
室内でお花を楽しむためだけに作られた特別な家具。
1880年当時のフランスでこのような娯楽のための家具を使うことができた家庭は限られていたことでしょう。
そして、その中でも特に美を追求してつくられたことがよくわかるこちらの品は、当時でも特に上流の階級の邸宅で使われてきたことは間違いありません。
特別な思いを込めて作りあげた職人や大切に受け継いできたたくさんの人々の意思を受けて、丁寧にレストアしフレンチポリッシュで磨き上げたこの美しい姿を、どうぞじっくりとご覧ください。
※当店の商品「ナポレオン3世ジャルディニエール(LPC279)」では、お花を生けるほかにもユニークなご使用方法をご紹介しています。
こちらもぜひご覧になってください。
タイプ: ジャルディニエール | スタイル: Louis XV | 年代: circa 1880 | 輸入国: France |
材質 | ボディ: | 表面: ローズウッド | 仕上げ: フレンチポリッシュ |
サイズ | 横幅: 56 cm | 奥行: 39 cm | 高さ: 78 cm |

商品番号: LPC434 / SOLD OUT | |
税込価格: - 円 | |