こちらは1880年ごろつくられた、お酒をたのしむためのバーキャビネットです。
四面が開くようになっているこちらのキャビネット。
お写真で見られるとおり開けた扉にお酒などを置き、サロンの中央に設置して皆で素晴らしい時間を楽しむために使われました。

現存するフランスアンティーク家具の中では、日常使いではなく娯楽のために作られているものは数が多く残っていません。
こちらのバーキャビネットもフランス現地でもあまり見つけることができない、大変希少価値の高いお品です。
そんな特別なアンティーク家具に、私達は幸運にも再度出会うことができました。

およそ140年ほど前のフランスで、娯楽用の家具を持てる家庭は限られていたことでしょう。
またこの美しさと今でもガタツキのない素晴らしい状態で残っていることなどから見ても、1880年当時において高級家具として確かな技術で作られていることは間違いありません。

四面を開けて家族や友人との楽しい時間を過ごしたり、一面だけを開けて静かな夜を過ごすのも良いですね。
もちろんお酒だけでなくティータイムや、コレクションを並べて飾り棚としても。ご愛用いただくシチュエーションは多岐にわたります。

一部の階級の家庭で、楽しい時間を過ごすために使われた特別な家具。
現代まで美しく残してくれた先人への感謝の気持ちとともに、ぜひ素敵な時間のお供にご愛用ください。
おそらくここでしか見ることのできない、大変レアで特別な逸品です。

タイプ: バーキャビネット	スタイル: Napoléon III	年代: circa 1880	輸入国: France
材質	ボディ:	表面: ローズウッド	仕上げ: シェラックニス
サイズ	横幅: 65 cm	奥行: 44.5 cm	高さ: 94 cm