- LA NACRE -


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螺鈿細工レディテーブル
こちらは1864年につくられた、ナポレオン3世様式のレディテーブルです。
とても目を惹くこの輝くテーブルは、ブロンズと螺鈿で全体を飾った 非常にユニークで美しい作品です。
修復の過程では、ミラーの裏にクッション材として挟んであった1864年発行の新聞を発見し、より詳しい製作年代を割り出すこともできました。
天板と側面に均一に並んだ象嵌細工は、ブロンズと螺鈿でできています。
細かく切り出された花のブロンズと、そのブロンズの花弁のようにも、また花と花を繋げるようにも見える螺鈿が、びっしりと施されています。
貝の内側の真珠層の部分を切り出して作られるという螺鈿細工は、虹色にキラキラと光る一方でその輝きは大変落ち着いており、自然界が生み出した上品な美しさを感じることができます。
非常に細かいパーツが石畳のように敷き詰められた様子は アップのお写真で見ると目がくらむほどですが、
実物の姿はその螺鈿の細かさ故に大変一体感のあるものとなっており、ただただ虹色に優しく光る美しい作品に仕上がっています。
しかし螺鈿一つ一つの輝きは、やはりお写真よりも実物が勝ります。当たる光り具合によって違った光り方をするこのテーブルは
太陽の当たる場所、優しい光の当たる場所、夜の薄暗い中など、シチュエーション毎にさまざまな表情で楽しませてくれることでしょう。
一糸乱れず整然と並ぶ象嵌は いつまでも見ていられる壮観なデザインで、黒いボディに非常によく映え 素晴らしい高級感と上品な美しさを醸し出しています。
その象嵌を引き立てるように、それ以外の装飾はボリュームを控えられており、天板と脚をシンプルなブロンズが縁取るにとどまっていますが、天板と本体を繋ぐ蝶番にも細工が施されているなど、細部にわたって手が掛けられていることがわかります。
ブラック×ゴールドのナポレオン3世様式らしい凛とした姿に 虹色の優しい輝きがプラスされた、素晴らしい作品です。
157年もの間受け継がれ 守られてきたこの美しさを、ぜひ存分にお楽しみください。
タイプ: レディテーブル | スタイル: Napoléon III | 年代: 1864 | 輸入国: France |
材質 | ボディ: オーク | 表面: 真珠層 | 仕上げ: ニス |
サイズ | 横幅: 57.5 cm | 奥行: 42 cm | 高さ: 79 cm |

商品番号: LPC600 / SOLD OUT | |
税込価格: - 円 | |