こちらは1901年以降に作られた陶器のクーラーです。
現代のワインクーラーのように、ここでボトルなどを冷たく保つために使われました。
ただ、当時は今のように自由に氷を作るのが難しかったため ここへは海塩を混ぜて温度を下げた水を張り、そして強いお酒のための小さなリキュールボトルやグラスなどを浸して冷やした. との記録があります。

白く滑らかな陶器には鳥や虫など自然を感じるモチーフが描かれており、フランスのシルバースミスEmile Gouffeによって作られた95%シルバーの脚がとても良い雰囲気を演出しています。
シルバーの脚は見た目だけではなく、下からの熱を通りにくくしてクーラーの温度を上げない役割も担っているのでしょう。
上品に光る脚がほどよいアクセントになっており、落ち着いた美しさに高級感を感じることができます。

自分が飲むだけのリキュールを冷やしながらゆっくり過ごす時間は、格別のものでしょう。
お気に入りの時間をさらに少し特別なものにする、大変美しいボトルクーラーです。

タイプ: クーラー	スタイル:	年代: after 1901	輸入国:
材質	ボディ: ポーセリン/シルバー 950/1000	表面:	仕上げ:
サイズ	横幅: 14.2 cm	奥行: 11.7 cm	高さ: 11.4 cm